お魚の違い
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仕事
当店の干物で、サバが
国産物と外国産物(ノルウェー)があります。
主に、国産物は、和だし干しに使用しており、
外国産物は、灰干しに使用しております。
どちらも脂ののっているサバを使用しておりますが、
何がどう違うのか???
結構聞かれるので、ご紹介いたします。
まず、当店で使用している国産物は主に、
太平洋三陸沖から房総沖あたりまでで漁獲された
秋サバを使用しております。
こちらのサバは、程よい脂で身がしっかりしているので、
干物にすると噛むほどに旨味のある魚です。
脂が多い魚は”しつこい”と感じる方はこちらの方が
好みに合うかと思います。
外国産物は当店では100%ノルウェー産を使用しております。
なんといっても脂質の高さ、そしてしっかりと身に脂が入り込んで
いるので、一かみすれば口いっぱいに旨味が広がります。
しかし、全身脂質が高いのでちょっと”くどい”と感じることも
あるかもしれません。
他にも細かい違いはあるのですが、私のイメージとして
国産は豚肉、外国産は牛肉のイメージが近いかなと思います。
今回は当店の使用している国産物で比べてみましたが、
同じ国産物のサバでも、ブランド産地の松輪サバ、関サバでは
また違った脂質のサバになりますので、皆さんも機会があれば
その違いを食べて実感してみてはいかがでしょうか?
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